「せぎほり」最中に吸殻のポイ捨てとは…
日曜は6:00集合で、定例(?)での町内の掃除。
掃除は掃除でも、ドブ掃除。
うちの父(昭和6年生まれ)は、その作業のことを昔から「せぎほり」と呼んでいる。
「セギ?」「掘り?」ということでググってみる。
◆あがつま語
せぎ =開水路、流路工。「裏の せぎで 洗濯してくる」
◆甲州弁辞典
せぎ(せんぎ) =用水路・小川。「せぎにつっぺった(用水路に落ちた)」
「せぎ」を「掘る」で、「せぎほり」なわけです。
実態は…
げんのうの住む田舎でも、最近はむき出しのドブは少なくなっています。
基本的には下水なのですが、道路の脇には側溝があり、多くは歩道の下を通過しており、ところどころに「グレーチング」がハマっています。
そんな側溝(ドブ)のヘドロをすくい上げて、除去する仕事です。河川でいうところの「しゅんせつ工事」ってやつです。
まずは重た~いグレーチングをはずし、おのおののグッズ(長柄の草かきやドブ掃除用の道具)でヘドロをすくいます。
すくったヘドロは、地区で用意した専用のザルに上げ、少し水切りをします。
そのザルを役員さんがトラック(軽トラなど)で収集し、その後、市が収集(?)している模様。
一般の住民は、それほど苦にならない作業だが、役員さんは大変だと思うわ。
臭いのキッツ~いヘドロのザルを、自家用の軽トラックに積むわけで、当然、荷台はヘドロまみれ。
聞いたところでは、そのザルも、使用後掃除するんだとか…。
ほんとにご苦労様ですぅ。
積上げられたヘドロのザルの絵。

そんなわけで、げんのう、日曜早朝からそんな奉仕?作業をしておったのだが、そこで驚いた!
グレーチングをはずした穴からヘドロをすくってる最中、地区内で移動していた一行が通りがかった。
その中の何人かがタバコを吸いながらだったのだが、なんと、げんのう作業中の隣の穴に、吸殻をポイ捨てするじゃないか!(x x)
まさに掃除をしている人の隣で。当然、その人らも直前まで同じ作業をしていた連中。
なんて例えたらいいのか、「雑巾がけしながらゲロを吐いてる」とか「歯磨きしながらご飯食べちゃう」みたいな感じ!?
一瞬、ンン!?って反応できなかった。
一行が通り過ぎてから、ようやく反応できた。「何すんの!!」
それも後から考えたら、その方は何年か前に区長さんまでやった、いわゆる町の「良識者」でないの!?
全然、良識ないやんな~!
これってやはりジェネレーションギャップ??
ゴミや吸殻のポイ捨てって、あの世代(60歳以降)にはあまり罪悪感ないようだ。
その一行の中には、「一服」しながらという輩が何人もいたのだが、携帯灰皿を持参しているのは何人いたろうか…
灰皿設置されているような「市街地」ちゃうし、どこにお捨てになったのか、非常に気になるげんのうであった。
「あんたが捨てた吸殻、どこ行くん!?海に流れ着いて、ウミガメが飲んじまったり、海苔養殖のジャマしたりしとるんやでー!!」凸(`_')
って言ってやりたかったなー。言えんけど…。
それはそうと、こんな作業、都会ではみんな「役所」の仕事なん?
都内での単身赴任中は、マンション住まいだったからか、全く知らんかったなぁ。
そういや都会にゃあ、側溝なんてないかぁ?全て下水?
公園の草刈りなんてのも、役所がやりそうだな。「草刈鎌」なんて持ってるわけないし…。
それ以前に、ひょっとしたら、都会の公園は、人が多いから草生えんかぁ… ヽ( ´ー`)ノ
田舎の住民として暮らすには、やはり色んな協力とか奉仕が必要なんやね。
それがあって、困ったときの「互助」とか田舎ならではのお付き合いの良さもあるわけで。
「そんなん煩わしいわー!」言う人は、田舎暮らしは無理やねんなー。
掃除は掃除でも、ドブ掃除。
うちの父(昭和6年生まれ)は、その作業のことを昔から「せぎほり」と呼んでいる。
「セギ?」「掘り?」ということでググってみる。
◆あがつま語
せぎ =開水路、流路工。「裏の せぎで 洗濯してくる」
◆甲州弁辞典
せぎ(せんぎ) =用水路・小川。「せぎにつっぺった(用水路に落ちた)」
「せぎ」を「掘る」で、「せぎほり」なわけです。
実態は…
げんのうの住む田舎でも、最近はむき出しのドブは少なくなっています。
基本的には下水なのですが、道路の脇には側溝があり、多くは歩道の下を通過しており、ところどころに「グレーチング」がハマっています。
そんな側溝(ドブ)のヘドロをすくい上げて、除去する仕事です。河川でいうところの「しゅんせつ工事」ってやつです。
まずは重た~いグレーチングをはずし、おのおののグッズ(長柄の草かきやドブ掃除用の道具)でヘドロをすくいます。
すくったヘドロは、地区で用意した専用のザルに上げ、少し水切りをします。
そのザルを役員さんがトラック(軽トラなど)で収集し、その後、市が収集(?)している模様。
一般の住民は、それほど苦にならない作業だが、役員さんは大変だと思うわ。
臭いのキッツ~いヘドロのザルを、自家用の軽トラックに積むわけで、当然、荷台はヘドロまみれ。
聞いたところでは、そのザルも、使用後掃除するんだとか…。
ほんとにご苦労様ですぅ。
積上げられたヘドロのザルの絵。
そんなわけで、げんのう、日曜早朝からそんな奉仕?作業をしておったのだが、そこで驚いた!
グレーチングをはずした穴からヘドロをすくってる最中、地区内で移動していた一行が通りがかった。
その中の何人かがタバコを吸いながらだったのだが、なんと、げんのう作業中の隣の穴に、吸殻をポイ捨てするじゃないか!(x x)
まさに掃除をしている人の隣で。当然、その人らも直前まで同じ作業をしていた連中。
なんて例えたらいいのか、「雑巾がけしながらゲロを吐いてる」とか「歯磨きしながらご飯食べちゃう」みたいな感じ!?
一瞬、ンン!?って反応できなかった。
一行が通り過ぎてから、ようやく反応できた。「何すんの!!」
それも後から考えたら、その方は何年か前に区長さんまでやった、いわゆる町の「良識者」でないの!?
全然、良識ないやんな~!
これってやはりジェネレーションギャップ??
ゴミや吸殻のポイ捨てって、あの世代(60歳以降)にはあまり罪悪感ないようだ。
その一行の中には、「一服」しながらという輩が何人もいたのだが、携帯灰皿を持参しているのは何人いたろうか…
灰皿設置されているような「市街地」ちゃうし、どこにお捨てになったのか、非常に気になるげんのうであった。
「あんたが捨てた吸殻、どこ行くん!?海に流れ着いて、ウミガメが飲んじまったり、海苔養殖のジャマしたりしとるんやでー!!」凸(`_')
って言ってやりたかったなー。言えんけど…。
それはそうと、こんな作業、都会ではみんな「役所」の仕事なん?
都内での単身赴任中は、マンション住まいだったからか、全く知らんかったなぁ。
そういや都会にゃあ、側溝なんてないかぁ?全て下水?
公園の草刈りなんてのも、役所がやりそうだな。「草刈鎌」なんて持ってるわけないし…。
それ以前に、ひょっとしたら、都会の公園は、人が多いから草生えんかぁ… ヽ( ´ー`)ノ
田舎の住民として暮らすには、やはり色んな協力とか奉仕が必要なんやね。
それがあって、困ったときの「互助」とか田舎ならではのお付き合いの良さもあるわけで。
「そんなん煩わしいわー!」言う人は、田舎暮らしは無理やねんなー。
この記事へのコメント
溝さらえお疲れ様でした。
うちも結構田舎でげんのう様と同じ場面がよくありますでも注意はようしません。すんません。
我が家のすぐ下にせぎがあるけど、そこで
おしめ洗ってたもん。今じゃおしめ干してる
家なんて見なくなったけどさ(笑)
田舎社会は街の人には煩わしいかもね。
でも人との繋がりはある意味財産です。
私もすっかり田舎のオバハン(オッサン?)
に同化してます。
喫煙のマナーが悪いのは頭痛いですね。
私も松山の一戸建て(賃貸)へ引っ越してきて、初めて溝掃除を経験しました。
福岡でのマンション暮らしではなかったですねえ。
町内清掃はありましたけど、強制ではなかったし、溝掃除は無かったような・・・。
言われてみれば、誰がやってるんでしょうね?
サークルから来ました。
宜しくお願いします。
私の所でも年に一度、ドブ掃除をしますが、
げんのう様の所のような、ざるに上げて水きりまでするなんて
大変な作業は流石にしないですね。
すごい肉体労働です。お疲れ様でした。
本当に、むかつきますよね。
私の職場の周りにもバカ患者が、吸殻を
ポイポイ捨てていきます。
携帯灰皿義務付けにしたいですよ。
まったくって思っている、今日この頃です。
そうでなくても大変な作業をされてるところで、なんちゅう事をするんでそ(-_-;)
こういうことする人がいるから、愛煙家はだんだん肩身が狭くなるんだ!って、自分を正当化してはあかんよなぁ。。。
確かに、大阪のど真ん中のマンションでは、夜中に市の作業車が溝掃除してます。
改めて実感しました。
吸殻のポイ捨ても嫌ですが、最近思うのは、町中でぶつかっても「すいません」や「ごめんなさい」の一言がないこと。若い世代だけではなくて、中年世代もそうなのです。東京だから? どちらが悪いというわけではなく(相手から見れば、こちらが悪いと思っているのか?)譲り合って、一言発することで和やかになると思うのですが…。無言で無視されて行かれてしまうと、さびしいものです。駅の構内など、みんなが忙しくしているところだけじゃなくて、スーパーの中でも。
いったい、なんでだろう???
副長さんちの方では「溝さらえ」ですかぁ。
「溝をさらう」からですね。
地方地方で呼び名がかわって、ちょっと楽しいです。
注意!?いえいえ!自分もそのときは、よう言わんかったです。
知らない人なら言ったかもしれませんが、田舎の町内のご年配ですからね…。
そうなんですわー。数分前まで清掃してた溝にポイ捨て。全くもってどんな思考回路しとんのか!ですわぁ。
自分も以前は喫煙者だったんですが、気付いてみると、町に落ちているゴミに、タバコの空き箱やら吸殻が目立つんですよ。
そんなん見たら、どうしたって喫煙者には好意的に接することできないですよねぇ。
ほんと、マナーのいい喫煙者には、厳しい世の中ですね。
「せぎ」言うんだねー。
若い人(当然、カフェ世代)も使う?
ウチの周りでは、ちょっと伝統的な言葉って感じで「せぎほり」言うね。
洗い物できるような「せぎ」いいねー。うちのおかんの実家には昔あったので懐かしいよ。
お釜とかも洗うから、川底にご飯粒とか沈んでるの。
田舎生活、若い人がよさを分かるのはなかなか難しいかな。
カフェちゃんみたく、色~んなことがあって初めてわかったりするんでは?
自分もまだまだ「若い」のだけれど、PTAとか育成会の役員とかやってみて、田舎付き合いの良さ、こんなところに生まれ育った喜び、みたいなのを知りましたわ。
でしょー?
都会にやぁ、側溝なんてないのでは?とか思っちゃう。
自分も都内にいたときは、考えもしなかったから。
きっと下水道だって、汚泥は溜まるだろうから、きっと公社とか下請け業者さんが定期的に清掃してるのでは?と思ってます。
そう、一般的には「ドブ掃除」です。
ウチの地区も、前はすくったヘドロをそのまま道端に上げてたのですが、最近はちょっとバージョンアップしたんです。こうしたら収集は楽ですもんねぇ。
住民がやるからこそ、こうした工夫があるんだと思います。
行政任せだったらこうはいかない気がします。
あと、松本市は条例で灰皿の設置場所で喫煙することを義務づけているんですが、浸透してないのか守られていないのか、全然あきまへん。
毎朝、自分と同じバス停で降りて同じ方面に歩くオッサンがいるんですが、いっつも歩き
朝の清清しい空気吸って歩きたいときに、オッサンの煙吸いたかないですよねー。
なので、いっつもダッシュ
いつか「条例違反
でしょでしょー。心無い人のせいで心ある人までも… という図式ですね。前にも書いたけど、「自然に還る素材でできたフィルター」、今の素材技術だったら簡単に作れると思うんだけどなー。頑張れや、JT!! あと、大阪のど真ん中にも側溝あるの?生活排水は下水だろうから、流れるのは雨水のみですよね?道路の清掃車みたいに、どぶ掃除してくれるクルマがあるんですかぁ??
「倫理観…」うぷぷぷっ… ある部分とない部分のギャップ激しいかも。
ゴミとかエコとかは十分かと。ない部分… 内緒です。ちなみに周りの連中に聞かれたら、絶対に笑われます。
キャラ的には、メチャクチャ
そうですねー、つい数日前にも通りでぶつかって刺された!なんてことありましたもんね。
どっちが悪いでなく、「すっ、すいません!」とか自然に出ちゃうと思うんですわ。そしたら、「あっち」だって、「あっ、こっちこそごめんなさい」ってなるのが普通ですわねぇ。
なんで、「刺された」なんてなるんか、さっぱりわからんとです。(となぜかヒロシ風)